イギリスのあるアパートに住む男性が、休みの日の朝にベッドで眠っていると玄関をノックする音が響いた。「こんな時間から誰だろう」と思いつつ玄関を開けた男性の目の前には、銃を持って武装した警察官が9人も現れたのだ。実は警察官らは別の部屋に突入するはずが誤ってこの男性の部屋に押し入ってしまったという。大勢から銃を突き付けられてしまった無実の男性は、『The Sun』のインタビューで当時の心境を明かした。
「日曜日の朝8時半だったね。玄関がバンバンと激しく叩かれる音で目が覚めたんだ。」
そのように恐怖の朝を振り返ったのは、英ハートフォードシャー州セント・オールバンズに暮らすエディ・クロスデルさん(Eddie Croasdell、56)だ。
休みの朝にゆっくり眠っていたエディさんは「いったい誰なんだ?」と寝起きの目をこすりながら、パンツにTシャツ1枚の姿で玄関へ向かった。
そしてドアを開けてみると、武装した9人の警察官と通常装備の警察官6人が待ち構えており、一斉にライフル銃を突きつけられた。
「本当に怖かったよ。体中に銃のポインターを向けられ、誰かが『手を頭の上に置け』と叫んでいました。『ああ、私はテロリストだと勘違いされている。銃で撃たれてしまうんだ』と思いましたね。」
もちろんエディさんはテロリストなどではない。警察官らは「アパートにナイフを持った男が立てこもっている」という通報を受けて駆けつけたが、