ジジさんが外に出てしまい迷子になってしまったのだった。
すぐに戻ることができなかったカレンさんがウィルマーさんに「祖母を家まで送ってくれないか」と尋ねると、ウィルマーさんは快諾した。そして住所を伝えると、ウィルマーさんは仕事中にもかかわらずジジさんを家まで送り届けてくれたのだ。
カレンさんが自宅玄関に設置している防犯カメラの映像を確認すると、1台のトラックが玄関前に停車し、ウィルマーさんがジジさんをトラックの助手席から降ろす姿が映っていた。ジジさんはウィルマーさんに優しく手を引かれ、無事に帰宅した。最後にはウィルマーさんが手を振って、ジジさんと別れる微笑ましい光景も見られた。
カレンさんは「この映像のおかげで、祖母が無事に帰宅できたことを確認することができて本当に安心しました」と明かしており、ジジさんが事故などに遭わず無事に帰宅できたことに胸を撫でおろした。
ウィルマーさんは自身をこの地域コミュニティの一員と考えており、地域の安全を守る役割があると自負しているという。
「地域でお互いに気を配ることはとても大切なことだと思います。何かが起きれば、確認して声をかけるのです。近所の人々が安全で、皆が幸せであることを確認したいだけです。みんなで貢献すれば、全員がその恩恵を受けることができますから。」
ウィルマーさんの行動には多くの人が感激しており、「素晴らしい男性だ。感動したよ」「こうしたコミュニティがもっと増えるといいね」「なんて思いやりのあるドライバーなんだ」など称賛の声があがっている。
画像は『Shareably 2021年11月2日付「92-year-old woman with dementia wanders from home then delivery driver stops to check on her」(SOURCE: YOUTUBE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)