フィリピンの遊園地の人工池で今月10日、男性が巨大なワニ(クロコダイル)に襲われて大怪我をした。男性はワニをプラスチック製のオブジェと勘違いし、セルフィーを撮っていたという。『The Mirror』『The Daily Star』などが伝えている。
ミンダナオ島カガヤン・デ・オロの遊園地「アマヤ・ビュー(Amaya View amusement park)」で10日、ネミヤス・チパダさん(Nehemias Chipada、68)が約3.6メートル(12フィート)の巨大なワニに襲われた。
ネミヤスさんは自身の誕生日を祝うために家族と共に同園を訪れており、囲いを越えて小さな人工池がある敷地内に入り込むと水中のワニをバックにセルフィーを撮っていた。
ネミヤスさんは人工池でじっとしていたワニをプラスチック製のオブジェだと思い込んでいたそうで、ワニはネミヤスさんの左腕に噛みつくとそのまま水中に引きずり込んだ。
この時の様子は来園者の1人がカメラに収めており、中腰になったネミヤスさんが左腕を取られて動けなくなっているのが見て取れる。ネミヤスさんは助けを求めて叫んでおり、家族の悲鳴も聞こえる。
幸いにも池は浅く、ネミヤスさんは右手でワニの頭を思い切り殴り、ワニが怯んだ隙に逃げ出した。騒ぎを聞いて駆けつけた同園のスタッフはその後、