22日時点で1080万回以上も視聴された。
動画を見たユーザーからは「あなたがその日、その場所にいてくれてよかった」「犬を救うために海に飛び込んでくれたこの男性に心から感謝するわ」などと感謝や安堵の言葉が多数あがったが、一方で「あなたが動画のためにこの犬を海に放りこんだんじゃないの?」「演出だろ?」といった心ないコメントもいくつか寄せられた。
またズーコがなぜ海で1匹、迷子になっていたのかを問う声も多く「経緯が知りたい」「ズーコは無事だったの?」「その後のズーコの様子が知りたい」などの声に応えたブリンさんは同日、さらに2本の動画を投稿した。
2本目の動画は、救助した男性に抱きかかえられて頭を撫でられているズーコを捉えたものだ。ブリンさんは「誰かが犬を死なせようと海に放りこんだの? その子は大丈夫? 最新情報を教えて!」という動画視聴者からの質問を添付しており、それに対してこのように回答した。
「首輪についていた名札に電話をしたの。20分かけて隣の入り江に行き、飼い主のもとへと返したわ。」
「飼い主はズーコの無事を心から感謝して、泣いていました。そして私たちに感謝の気持ちと、ボートの燃料代として約3万4000円(300ドル)をくれました。」
「100%やらせなんかじゃありません。ズーコを発見し、助けることができて本当に幸せです。」
3本目の動画は、ブリンさんとズーコの飼い主とのメールのやり取りを紹介したものだ。ブリンさんは動画のやらせ疑惑に対して「犬を見つけた時の番号に連絡して(飼い主の女性と)やり取りをしたものよ。これで信じてもらえないなら、もう私からは何も言えることはないわ」とカメラに向かって語っている。
このメールにて、飼い主の女性はズーコが海に落ち、迷子になってしまった経緯をこのように明かした。
「ズーコは子犬で、まだボートの上に慣れていません(だから、すごく興奮してしまうの)。」
「ボートの後ろで通り過ぎていく波に向かって噛みつこうと、飛び跳ねていました。そうこうしているうちに、ズーコは少し高く飛び跳ねすぎて、海に飛び込んでしまったんだと思います。」
「ズーコがいないことに気づいた時、骨と一緒にどこかに隠れているんだろうと、みんなでボートを探しました。」
「自分たちが通ってきたルートを何度も行ったり来たりしましたが、見つけることはできなかったんです。精神的に参ってしまっていた時、あなたたちから連絡を受けたの。奇跡が起きたのよ。」
ブリンさんは翌19日、“ズーコの最終報告!”として「ズーコは獣医を受診し、完璧な健康体で飼い主と共に自宅で過ごしています」とズーコの無事を伝えている。
画像は『bryncrowell 2021年10月18日付TikTok「just florida things」「Reply to @mistygreer78」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)