このように続けた。
「医師は壊死した部分、約19キロを手術によって取り除いたわ。私は10週間の入院で14回の手術を受け、出産後の3か月は誕生した娘の顔を見ることさえできなかったの。本当に寂しかった。」
実はサラさんは長期の入院で歩くことが困難になり、1年前からはヘルニアを患い、5分間立っているだけでも身体に痛みが走るようになってしまった。
サラさんは「自分の足で移動することができなくなり、電動カートを購入したの。それでショッピングに行ったり両親のもとを訪ねたり、生活が一変したわ」と語ると、こう続けた。
「実は2か月ほど前、電動カートが動かなくなってしまって、末娘の保育園への送り迎えもできなくなってしまったの。コロナ禍でヘルニアの手術の日程も決まらずに本当につらいわ。」
現在、3歳、11歳、15歳、16歳、18歳、20歳と6人の子を一人で育てているサラさんは先月、新しい電動カートを購入するためクラウドファンディングサイト『GoFundMe』で寄付を呼びかけており、「ヘルニアと壊死性筋膜炎のフォローアップ手術を受け、早く完全に回復したい」と述べている。
ちなみに2019年には、帝王切開後に発熱や痛みに苦しんでいたアメリカの32歳の女性が壊死性筋膜炎で緊急手術を受けていた。女性が体調不良で歩けなくなって医師の診察を受けたのは出産後10日目のことで、あと1日遅れていたら命の危険もあったという。
画像は『MyLondon 2021年10月8日付「Mum left disabled after C-section complications and now can’t walk for more than 5 minutes」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)