俳優の向井理が27日、都内で開催された「フジコー ブルーデオ新CM発表会」に登壇した。約10年前のある縁から今回CMに起用されたという向井は「ちょっとうるっとしましたね」と感じ入ったが、現在出演中の舞台については楽しみながらも辛いという複雑な心境のようだ。
向井理は10月1日から放映されるTVCMに出演するが、このCM起用のきっかけは約10年前にさかのぼるという。「実はフジコーさんという会社は個人的にご縁がありまして」と切り出した向井。10年ほど前に向井がナレーションを担当していた番組で、たまたま同社の光触媒を使った除菌の技術を取り上げたのだという。そして「個人的な小さな縁だったんですけど、それを覚えていてくださって今回CMに起用していただいて、すごくほっこりというか、すごく嬉しかったです」と向井。その際にもらった機械を使い続けているそうで「ちょっとうるっとしましたね」と10年の歳月を経て再び巡ってきた縁に感慨深かったようだ。
光触媒でウイルスを根本から除去する空気消臭除菌装置「ブルーデオ」に絡めて「変えたい空気」を聞かれると、向井理は「今、劇団☆新感線の舞台をやっていまして、“劇団☆新感線”と検索すると“辛い”と出てくるぐらいで、一日2回やると人が倒れるんじゃないかというぐらいなので、昼公演と夜公演の間のどんよりとした楽屋の皆さんの空気を変えてみたいですね」と現在公演中の舞台「2021年劇団☆新感線41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』」の1コマを挙げた。「またやるのか、あれを…」という空気になっているそうで、