「その体を嘆くのをやめ、そのドレスを嘆くのをやめ、過去を嘆くのをやめ、完全に未来に向かって進みましょう」と新しいドレスの試着を勧めた。
1着目のドレスを着たエミリーさんは、鏡の中の自分の姿を見て「とても気に入ったわ」と微笑み、胸のうちをこう明かした。
「最初のドレスを試すことはとても意味のあることです。私は恐怖心を克服したのです。私は自信がなくてとても苦しかったのです。だからこんな気持ちになるとは思ってもみませんでした。」
さらに「1着目のドレスを着たことでずいぶんとリラックスできました。他のドレスも見てみたくなりました」と続けた。
ワン氏はエミリーさんが自信を取り戻したことを受け、今の自分の体を好きになるようウエストを引き締める細いストラップを試してみることを提案した。そしてもともと持っていたドレスのベールとベルトを2着目のドレスに合わせた。
それを着たエミリーさんは「泣かないようにしています。とても気に入りました。鏡を何かで隠すことなくこんなに長く自分を見ていたのは初めてです。こんなに自分のことを好きになれるなんて思ってもみませんでした。たかがドレスなのに、すっかり忘れていた自分の中の何かが解き放たれたような気がして不思議な気分です」と笑顔で語った。
ブティックを一緒に訪れた母親のサマンサさん(Samantha)と妹のシャーロットさん(Charlotte)は、ドレス姿のエミリーさんを見て驚き「これからバージンロードを歩いて、人生最高の日を迎えようとしているように見えます」と喜んだ。
ワン氏は待ちきれず、エミリーさんにこう問いかけた。
「あなたは今、この真新しくて美しい、勇気ある勇敢な体で結婚できるだけの自信がありますか? そしてそのドレスにイエスと言えるだけの勇気がありますか?」
これにエミリーさんは、満面の笑みで自信を持って「イエス」と答えている。
画像は『The Daily Star 2021年8月28日付「Bride who recovered from car accident overjoyed after trying on dream wedding dress」(Image: TLC)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)