大切に育ててきた娘が生涯の伴侶の人生をともにする特別な日を迎えることは、親としては少し寂しくもあり、また幸せな気持ちで満たされることだろう。このほど長女の結婚式当日に初めてウエディングドレス姿を目にした父が、感極まり涙を溢れさせた。『Inside Edition』『ABC News』などが伝えている。
米テキサス州ダラスに住むグラディス・サリナスさん(26歳)は、長年遠距離恋愛し4年間婚約してきた恋人のミゲールさんとゴールインする日を迎えた。
12月2日、ダラスにあるスペイン・カソリック教会で挙式をすることになったグラディスさんは、美しいウエディングドレスに身を包み控室で待っていた。その時、写真家がブライズメイドの1人に頼んで、サプライズでグラディスさんの父(本人の意思により名は公表されず)を呼んだ。
控室に通された父は、娘のウエディングドレス姿を見てすぐに感情が込み上げたようだ。父は笑顔でグラディスさんに歩み寄り、溢れ出る嬉し涙を笑いでごまかそうとしたようだがうまく行かず、次から次へと涙をこぼす父の姿がグラディスさんの妹ローザ・モーランさんによって動画に収められた。
「父を控室に入れるなんてまったく計画してなかったんです。突然のことでしたが、式の前に父が来てくれて本当によかった。父は感情を溢れさせる前にはいつも笑うんです。だから今回も笑って部屋に入って来たので、『あ、これは泣くわね』と思ったのですが、私はメイクをしたばかりだったし、『父が泣いても私は泣かないようにしなきゃ』と思っていました。でも涙を溢れさせる父の姿を見ていると、やっぱり私も胸がいっぱいになりました。父の反応は素晴らしいものでしたが、あそこまで感情的になるなんて思いもしていませんでした。」
そう語ったグラディスさんは幼い頃からパパっ子で、