昨年6月、パンデミック禍で結婚式を挙げたある一家の写真が多くの人の心を揺さぶっている。新郎には8歳の子供がおり、プロの写真家が継母のウエディングドレス姿を初めて見た少年の微妙な心の動きを逃すことなく捉えていた。『Filter Free Parents』『Metro』などが伝えている。
米ジョージア州モンローに住むレベッカ・シーボルトさん(Rebekah Seabolt、32)は2019年9月、出会い系アプリ「ヒンジ(Hinge)」を通じてタイラーさん(Tyler、38)と知り合った。
結婚を真剣に考えていたレベッカさんは当初、当時8歳だった息子ジュード君(Jude)と暮らすタイラーさんとの付き合いにあまり乗り気ではなかったが、2人はすぐに恋に落ち、3か月後には婚約した。そうしてパンデミックの中、昨年6月26日に結婚式を挙げた。
式にはジュード君も父とお揃いのスーツを着て参加し、控室や式場での様子はジョージア州メイコンをベースに活躍するウエディングフォトグラファー、アッシャー・スミスさん(Ashah Smith)によってカメラに収められ、SNSに投稿された。
その中で最も人々の関心を集めたのは、ジュード君がレベッカさんのウエディングドレス姿を初めて見た瞬間を捉えたもので、今月になって『Metro』『Mirror』などが取り上げて拡散した。
まず1枚目の写真は、タイラーさんが両手でジュード君の目を覆っているもので、すぐ目の前にはウエディングドレスを着たレベッカさんが立っている。
アッシャーさんは花嫁の後ろでカメラを構えており、レベッカさんの表情を見ることはできないが、タイラーさんの嬉しそうな笑顔が印象的だ。
2枚目はタイラーさんが両手を離した瞬間の写真で、ジュード君は心なしか戸惑い、驚いているようにも見える。
3枚目はジュード君が両手を胸に当て、口を大きく開き感激しているもので、レベッカさんに目をやるタイラーさんの表情はにこやかだ。
そして4枚目。ジュード君は両手を胸に当てたまま、今にも泣きそうな表情で立ち尽くしており、