全世界50か国で評判の音楽ライブエンターテイメント番組の日本版オリジナル作品にて、MCを務める俳優・大泉洋(48)。2020年には『NHK紅白歌合戦』の白組司会もこなした大泉だが、実はこのMCのオファーはすぐに断ったという。しかし家族の後押しが決め手になったそうだ。
Amazon Prime Videoにてプライム会員向けにオリジナル作品『ザ・マスクド・シンガー』が9月3日より独占配信される。同作ではマスクを被ったパフォーマーたちの圧倒的なパフォーマンスや歌声などを手がかりに、パネリストがマスクの中の有名人を推理していくが、8月30日に「『ザ・マスクド・シンガー』配信直前プレミアイベント」が都内にて開催され、番組MCの大泉洋、パネリストのなかからギタリストのMIYAVI、テクノポップユニットのPerfumeが登場した。
韓国を発端に米国など50か国で視聴者を楽しませている同作だが、そんな番組のMCを大泉洋は「一回断ったんですよ」とのっけから明かす。2020年大晦日には『第71回NHK紅白歌合戦』の白組司会という大役を果たした大泉。「ちょうど紅白の司会をしたこともあったし、このままじゃ司会者になってしまう」と心配になり、さらに「観たらものすごいカロリー高いし、『これ無理じゃない?』ってお断りしたんですよ」「最初は一人で司会するのもやったこともないし、これは難しそうだなと思って臆しました」とその理由を述べた。
ところが帰宅して妻にそのことを話したところ「嫁さんに怒られまして」と大泉。「面白そうじゃないのよ、やんなさいよ!」と妻から発破をかけられたそうで、慌ててマネージャーに連絡して「もう(先方に)断った? なんかやるわー」と一転引き受けることに。「家族の後押し」と言うが、大泉の妻はテレビプロデューサーでもあるので妻の見る目を信頼しているのだろう。
同作では総勢12名がマスクド・シンガーに扮するが、着ぐるみのなかに入っているのは、芸能界、スポーツ界、文化界などから集結した誰もが知る有名人だという。敗者はその場でマスクを脱がないとならず、