RIKACOが芸能界に入った頃の芸名は「村上里佳子」だった。やがてファッションリーダーとして活躍するようになり、結婚と離婚を経験して2人の息子たちを育てたRIKACOが、8月19日にインスタグラムで「この頃からの私を知ってる人がどれくらいいるだろうか?」と17歳当時の雑誌を公開した。当時の現場は今ならば問題視されそうないじめやセクハラがあり「肝を据えて生きる」ことが必要だったという。RIKACOがそんな若かりし頃を振り返った真意は何なのか。
当時人気があった男性向け週刊誌『平凡パンチ』が「村上里佳子」の美脚ショットとともに「芸能界はスキャンダルがおもしろい。華やかな男と女たちが演ずる人間ドキュメント」と謳っていることからも、RIKACOが「奥が深い、色々あった時代だよ 現場でのくだらないいじめ、セクハラ、ヤラシイじじー(いつの時代にもいるから気をつけて! 笑)」と描写した空気感が伝わってきそうだ。
女優の美保純は以前に『5時に夢中!』(TOKYO MX系)で1980年代の芸能界について、所属していた事務所の男性マネージャーたちが「売れない出だしのアイドルたちの自宅を夜襲していた」と枕営業の実態を暴露していた。RIKACOが明かした「くだらないいじめ、セクハラ、ヤラシイじじー」の存在を思わせるようなエピソードではないか。
「私達の若い頃は肝をすえて仕事しないと流され あっという間にいなくなる!」、「私は自分でいつも立ち上がり戦って来たよ!」というRIKACO。様々な仕事を経験してきたからこそポジティブに考える術を身につけたのかもしれない。15歳でアイドルグループ「シャワー」として歌手デビューしており、18歳頃に10代少女向け月刊女性誌『エムシーシスター(mc Sister)』のモデルを務めれば、19歳頃には映画『V.マドンナ大戦争』(1985年公開)でメインキャストを務めて壮絶なバトルシーンを演じた。
一方、2012年8月31日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ:特別編 いじめについて考える』(TBS系)には「いじめられた経験を持つ芸能人」として出演しており、