メンタリストDaiGoがYouTubeチャンネルの生配信で口にした、生活保護受給者やホームレスの命を軽視するような発言が問題視されている。DaiGoは炎上したことを受けて「もし生活保護を受けている人やホームレスの保護をなくしたら、僕らが困ります」などと補足説明したが、炎上が静まる気配はない。Twitter上では有識者や著名人が批判しており「SNSの戯言では済まない」や「これで収入源を失うかも…」というツイートも見受けられた。
メンタリストDaiGoが8月7日の配信で主張したのは、「生活保護の人たちに食わせる金があるのなら、猫を救ってほしい」、「人間の命と猫の命を比べて人間の命の方が重いなんて僕は全く思ってない」、「自分にとって必要のない命は軽いので、だからべつにホームレスの命はどうでもいい」といった猫への愛情を人の命を持ち出してアピールするような内容だった。辛辣な話しぶりになった理由を「今日は辛口だから」、「今日はダークだから」としているものの、人の命を軽視した差別発言だと批判を浴びた。
13日に日付が変わった頃に生配信したDaiGoは、炎上したことに触れるとさらに「その一人一人から見たら、どうでもいい人間っていますよね。別にこの世にいなくていいって人間もいるわけじゃないですか」と発言。その後「生活保護を受けている人とか、ホームレスの人の保護をなくしたら、何が起こるかというと僕らが困ります」と切り出し、もし制度による援助がなければ生活に困った人々が犯罪に走るので「お金持ちに害を加えないように保護している」と持論を展開した。
昨年4月に岡村隆史(ナインティナイン)がラジオ番組でトークした「風俗発言」を巡りネット上で批判した聖学院大学客員准教授・藤田孝典氏は12日、メンタリストDaiGoに対してTwitterで「直ちに発言を撤回して当事者への攻撃、差別の拡散を止めてください」と抗議、