エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】東京五輪閉会式でBGMに『東京は夜の七時』 椎名林檎やMIKIKOさんを思い「ちょっと複雑」の声

東京五輪閉会式が8月8日に国立競技場で行われ、オリンピック旗が2024年の開催地である仏パリに引き継がれた。その引継式「フラッグハンドオーバーセレモニー」で流れたBGMが話題になっている。2016年9月にリオパラリンピック閉会式の引継式で使われた『東京は夜の七時』をアレンジしたバージョンだったからだ。東京五輪閉会式の視聴者からTwitter上で「良い雰囲気ですね。東京は夜の七時」、「いいなぁ…久しぶりに聞いたな」と反響があるなか「いろいろあったし…」、「ちょっと複雑」という声が少なくない。

およそ5年前にリオパラリンピック閉会式で行われた東京にパラリンピックの旗を引き継ぐ「フラッグハンドオーバーセレモニー」は、シンガーソングライター・椎名林檎振付師・MIKIKOさん、クリエイティブディレクター・佐々木宏氏などが中心になって企画・演出を担当した。そのセレモニーでBGMに用いたのがピチカート・ファイヴの『東京は夜の七時』を椎名林檎が編曲した『東京は夜の七時~リオは朝の七時』だった。

その後、東京五輪が1年延長されたことで2020年12月に開会式・閉会式の演出チームは解散することとなり、椎名林檎やMIKIKOさんは退いて佐々木宏氏を中心に進められた。ところが佐々木氏はタレント・渡辺直美を豚の耳をした“オリンピッグ”というキャラクターで起用する企画を提案していたことが発覚し、「容姿を侮辱した」と世間の批判を浴びて辞任。さらには開会式目前で音楽を担当していたミュージシャンの小山田圭吾が辞任演出担当の元ラーメンズ・小林賢太郎氏が解任とトラブル続きのなか東京五輪を迎えた。

このたび閉会式で行われた「フラッグハンドオーバーセレモニー」では、

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