イギリスではタコを食べる文化に馴染みが無いようで、一般的なスーパーに生のタコが並ぶことは少ない。このほどイギリスのあるスーパーで生のタコがパックに入って値下げ販売されているのを見たヴィーガンの男性がショックを受けTwitterに画像付きでシェアすると、「こんなの間違っている」など多くの批判の声が集まっている。『Manchester Evening News』などが伝えた。
このたび批判のきっかけとなったのは、英マンチェスター市エクルズ在住のジャスティン・ウェブさん(Justin Webb、46)のTwitterへの投稿だ。
慈善活動家でヴィーガンであるというジャスティンさんは、閉店20分前に大手スーパー「モリソンズ(Morrisons)」を訪れた際に値引きコーナーで販売されていたタコの姿を目にしてショックを受けたという。
投稿には「36ペンス(約55円)の死んだ赤ちゃんタコ。海を泳ぐ素晴らしい生き物の一つだ。私たちはこの世界にふさわしくない生き物だよ」と書かれている。添付された画像には、プラスチック製の透明なパックに詰められた小さなタコが写っていた。
パックには黄色い値引きシールが2枚貼られていて、もとは1.41ポンド(約215円)で販売されていたものが1回目の値引きで1.06ポンド(約162円)になっている。それでも購入者は現れず、消費期限が迫っていたこのタコは、2回目の値引きで36ペンスと元値の半額以下にまで値下げされている。
ジャスティンさんは続けて、「恐らく20分後にはゴミ箱に捨てられてしまう」と怒りの絵文字とともに投稿した。今月4日に投稿された画像付きのツイートには、