昨年、米国民健康栄養調査(NHANES)が発表した2017年から2018年までの期間の調査結果によると、アメリカの成人の73%以上が太りすぎ、または肥満状態にあるという。そんな中で、同国では過体重気味の人に対して対応を誤ると差別問題に発展することもよくある。このほどネイルサロンを訪れた女性が、自分の体重が理由で施術を断られたと異議を唱えたことを『The Sun』『Mirror』などが伝えている。
米サウスカロライナ州在住のアシュリー・チェフェンさん(Ashley Cheffen)が現地時間6月18日、コロンビア市内にあるネイルサロン「Posh Nail Spa II」で屈辱的な経験をしたとしてメディアに訴えた。彼女はお世辞にもスリムとは言い難い体型をしており、サロン側から「体重超過」を理由に施術を断られたと主張している。
アシュリーさんはペディキュアをするために同サロンを訪れ、金曜の夜ということもあって待合室で少し待たされた後に中に案内された。そして施術するスパチェアに腰を下ろし、これからペディキュアの施術を始めようとしていたところ、ネイリストの男性が突然立ち上がって何も言わずにアシュリーさんのもとから去って行ったそうだ。
その後、アシュリーさんはやって来た受付スタッフに「お客様、残念ながら当サロンのネイリストはあなたへサービスを提供することができません。体重超過のためペディキュアの施術は出来かねます」と言われてしまったという。
憤慨したアシュリーさんだったがすぐにサロンを出て行き、