イギリスで大柄の女性がタクシーを利用しようとしたところ、運転手から大型のタクシーを勧められた。女性はあまりの屈辱に市議会に苦情を申し立てたようだが、一方でタクシー運転手を擁護する声もあがっている。『Metro』『Mirror』などが伝えた。
英ケンブリッジ在住のカイヤ・ホスキンさん(Kyer Hoskin、29)が、3月15日にFacebookに投稿した内容が注目を集めている。カイヤさんはタクシーの運転手から侮辱を受けたと綴っており、これに注目したいくつかの英メディアが報じてさらに多くの関心を集めた。
カイヤさんの投稿によると、銀行で用事を済ませてから自宅に戻ろうとケンブリッジ市内のタクシー乗り場で1台のタクシーに乗車しようとしたそうだ。カイヤさんが乗ろうとしていたタクシーの運転手は、ネット環境の弱い地域に行くと時々カード決済システムが使えないため、カイヤさんに現金で支払いができるか尋ねたという。
そして運転手は、カイヤさんの体型を上から下まで見回した後に「あそこにあるようなもっと大きいタクシーに乗った方がいいと思わないかい?」と別のタクシーを指差して言ってきた。運転手の発言に憤慨したカイヤさんは「そんなこと言うんなら、もういいわ」とそのタクシーを後にしたとのことだ。
実はカイヤさんは過食症で苦しんでおり、英サイズ28号(日本サイズ29号)の服を着用しなければならないほどの大柄だった。またカイヤさんが乗ろうとしたタクシーはハッチバックのコンパクトカーだったが、それでも彼女は「十分に乗れるはずだった」と主張している。
運転手の言葉に憤慨したカイヤさんは、自宅に戻ってからすぐに市議会に苦情の申し立てをしたそうだ。そしてFacebookに一連の出来事を綴ったところ、