イギリスでも夏本番の暑さを迎えたが、素敵な笑顔を見せる犬が1匹でバスに乗って海に向かう姿がSNSで話題になった。しかし一番驚いたのは飼い主で、Facebookでこの投稿を見て初めて愛犬がいなくなったことに気付いたのだ。こっそり家を抜け出して海に向かうという、コントのようなストーリーを『Daily Post』などが伝えている。
飼い主である英デンビーシャー郡ルドラン在住のジェイク・チャノンさん(Jake Channon)を驚かせたのは、愛犬でスタッフォードシャー・ブル・テリアの“ロッコ(Rocco、6)”だ。
今月20日、ジェイクさんはロッコを公園へ散歩に連れて行った後、自宅に帰ってくるとゴミを出すために玄関から外へ出た。この時、ロッコが一緒についてきて外に出てしまったのだ。
まったく気が付かなかったというジェイクさんは、サッとゴミを捨てるとそのまま家の中に戻った。外に取り残されたロッコだったがタイミングよくバスがやって来たようで、そのままバスに乗り込んでしまった。
バスの行先は、ジェイクさんの自宅から3マイル(約4.8キロ)ほど離れた場所にあるリル・ビーチ。ロッコはまるで海に呼ばれたかのように、自分の力で海へ向かうことにしたようだ。
愛犬が大冒険を始めたことなどつゆ知らず、自宅でくつろいでいたというジェイクさんは「ゴミ捨てを終えてから20分後くらいですね、Facebookを見ていたらバスに乗った犬が1匹だけでリルに向かっているという投稿を見つけたんだ。面白いなと思ったので恋人にも見せたら、『この子ロッコに似てない?』って言うんですよ」と当時を振り返る。
まさかと思いつつ自宅でロッコの名前を叫んでみたが反応はなく、