マスクの内側に装着することで息苦しさを軽減できるシリコン製のフェイスマスク・ブラケットで、100箱以上も届き、その数は数千個にも上るという。その後、原因が掴めないもののジリアンさんはようやくアマゾンと折り合いがつき、既に発送した商品を除いて今後は注文していない商品が届くことはないとの連絡を受けた。
大量のフェイスマスク・ブラケットを保持することとなったジリアンさんは、商品を無駄にしないように自分の子供たちに「何かに役立てられないか?」と相談してみた。その結果、小児病院に入院している子供たちのために、フェイスマスク・ブラケットに“お絵かきセット”とペインティングできるマスクをセットにして寄付することに決めた。
またジリアンさんは“お絵かきセット”について、アマゾンに「寄付できないか?」と打診してみたが、良い返事は得られなかった。しかしジリアンさんは諦めることなくアマゾンの担当者と電話で交渉し、のちに先方から「フェイスマスク・ブラケットの今後についてどうするか確認のために、(文章にて)メールで返信して欲しい」とメールが届いたという。
寄付についての明確な答えはまだ得られていないものの、ジリアンさんはアマゾンからの吉報を期待して待っているようだ。
画像は『Jillian Scarcello Cannan 2021年6月19日付Facebook「Update on Package Gate 2021.」、2021年6月17日付Facebook「What a whirlwind this has been… and they just keep coming」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)