アメリカのある小学校ではランチの後、午後の授業へ気持ちを切り替えるために15~20分ほど好きなことをして過ごす時間が設けられている。その時間にパソコン画面に暖炉の映像を流し、ヘッドフォンでその音を聞きながら読書を楽しむ9歳児が現れた。まるで祖父母が読書を楽しむような大人びた光景に、ネット上からは「最高にクール」など大きな関心が寄せられている。『Local 12 WKRC-TV』などが伝えた。
教員であるマリ・マイルハムさん(Mari Mileham)が勤める米オハイオ州シンシナティにある小学校「Indian Hill Elementary」では、“リフレッシュ&リフレクト・タイム”と呼ばれる時間が設けられている。
これはランチの後、午後の授業が始まる前に次の授業に向けて気持ちを切り替えることを目的に、15~20分ほどの時間を過ごすというものだ。
この時間は静かに過ごすという条件があるものの、それさえクリアすれば読書や工作、お絵描きなど好きなことをして過ごすことができるという。そんな中、マリさんのクラスにいるエリ・ベイ君(Eli Bey、9)が学校で使用しているノートパソコンを開いていたことから、マリさんは何をしているのかが気になった。
後ろから覗いてみると、エリ君はノートパソコンの画面に暖炉の映像を流し、ヘッドフォンで暖炉が燃える音を聞きながら読書をしていたのだ。エリ君は学校でもリラックスして読書に集中できるように、自分だけの空間を作り上げたようだ。
9歳児とは思えぬ渋いアイディアに、