日本では歯が抜けると屋根の上や縁の下に投げる習慣があるが、欧米では「抜けた歯を枕の下に置いて寝ると、歯の妖精“トゥースフェアリー(Tooth Fairy)”がやって来て、歯をお金(コイン)に交換してくれる」と言われている。子供が就寝中、歯をコインに変えるには家族の協力が欠かせないのだが、イギリスの9歳の女児はコイン欲しさにちょっとした作戦を考えて実行した。微笑ましいエピソードを『Metro』『Mirror』などが伝えた。
英デヴォンに住むレイチェル・ボイチェホフスキさん(Rachel Wojciechowski、44)が、Facebookグループ「Family Lockdown Tips and Ideas」に投稿した娘アイリスちゃん(Iris、9)との微笑ましいエピソードに注目が集まっている。
ある朝のこと、レイチェルさんが娘のベッドメイキングを終えて枕を持ち上げると、白くてつるつるした歯が置かれていることに気付いた。その歯には真っ赤な血が付いており、手に取ってじっくり見たレイチェルさんは、思わず吹き出しそうになったという。
レイチェルさんは「大きさもアイリスの歯と同じくらいだし、最初は本物だと思ったのです。でも娘にグラグラした歯はなかったし、何よりもミントの香りがしたのですよ」と当時を振り返る。
実はミントの香りのする歯は「チックタック(TicTac)」というミント味のタブレットで、アイリスちゃんはより本物らしく見せるために赤のペンを使って血を描いていたのだった。
レイチェルさんが問いただすと、