最近はオリジナルのケーキを頼むことができる店が増え、大好きなキャラクターが描かれたケーキで誕生日を祝う機会も増えてきた。このほどアメリカに住む少女が、3歳の誕生日を前にどんなデザインのケーキがいいか尋ねられた。「自分だけがケーキを食べるためにはどうしたらいいだろう」と考えた結果、少女は意外なアイディアを思い付いたという。そのアイディアがSNSでシェアされると、ネット上は「発想が残酷だけど天才」などと笑いに包まれた。『CBS Minnesota』などが伝えている。
米ミネソタ州在住のレオナちゃん(Leona)は、5月30日に3歳の誕生日を迎えた。家族が誕生日会でどんなケーキが食べたいか尋ねると、レオナちゃんは大好きなディズニー映画『ライオン・キング』をモチーフにしたケーキをおねだりした。
主人公であるシンバ、またはお気に入りのキャラクターの顔をケーキの上にデコレーションしてもらうのか、あるいは有名なシーンの1つである岩山の頂上でシンバを天に掲げるシーンを再現するのかと家族がレオナちゃんに相談すると、思わぬ答えが返ってきたという。
「ムファサが死んでしまったシーンがいいの。だってみんな悲しすぎてケーキを食べられなくなっちゃうでしょ? そうしたらケーキは全部私が食べられる!」
レオナちゃんはケーキを独り占めしたかったようで、そのためにはどうしたらいいだろうと頭をひねった結果、悲しいシーンをデザインしたケーキをお願いしたのだ。
この注文を受けた「サースティ・ホエール・ベーカリー(Thirsty Whale Bakery)」もこれまでに無いオーダーに驚いたようだが、