英コーンウォール地方で開催したG7サミットを終えたジョー・バイデン米大統領夫妻がウィンザー城に招かれ、エリザベス女王と会談した。この日、女王と対面したバイデン大統領夫妻が王室伝統のお辞儀をしなかったことから「マナーがない」とSNSで物議を醸している。
英時間13日にウィンザー城を訪れたジョー・バイデン大統領とジル夫人を歓迎し、近衛歩兵連隊による栄誉礼や米国歌の演奏が行われた。夫妻はその後、城内の中庭でエリザベス女王とアフタヌーンティーを共にし、1時間ほどの会談を行った。
女王はその際、中国の習近平国家主席やロシアのウラジーミル・プーチン大統領などについて質問したという。
同日夜、バイデン大統領は次の目的地であるブリュッセルへ飛行するために到着したロンドンのヒースロー空港の駐機場で、集まったホワイトハウスの記者達に女王との会談の様子をこう伝えた。
「私達は長い話し合いをした。彼女はとても寛大な方だ。侮辱になるとは思わないが、彼女は私の母を思い出させる。彼女の外見と寛大さという観点からだ。」
ホワイトハウスによるとバイデン氏は1982年11月、デラウエア州上院議員の2期目だった頃に英米議会グループの会合で英国を訪れた際、女王との謁見に参加したという。数年前に出版した回顧録では、