金曜の夜になると少しだけハリソン君のために時間を作り、パトカーの運転席に座って膝の上にハリソン君を載せてみたり、『良い警察官になるためにはどうしたらよいか』などについて話したり、時には携帯する懐中電灯などのチェックをしており、未来の警察官と一緒に過ごす時間を大切にしているという。
タラさんは「息子はロルフさんを自分の“パートナー”だと思っているようですよ。ロルフさんのように人生の良き見本を示してくれるメンターがいてくれることで、息子はとても励まされているようです」と嬉しそうだ。
実はハリソン君が警察官になりたい理由は「人々がより良くなるように手助けをしたい」ためだそうで、ロルフさんも「私も同感だね」と相槌を打つと、このように述べた。
「人に優しくし、『自分がこうしてもらいたい』と思うように他の人に接することだ。そして人に敬意を示すこと。誰だってそれを受けるに値するからね。」
こんな頼もしいロルフさんにタラさんは「2人の関係はこれからも発展していくでしょうね。そんなパートナーシップこそ、私たちのコミュニティに必要なものですよ」と述べ、ロルフさんのことを「親切で、息子を敬ってくれる人」と称賛した。
ちなみに今年5月にはカナダで、前腕欠損の2歳女児が同じ病気の子犬と出会い話題となった。女児の母は「人と違っていても美しい」ということを娘に伝えたかったという。
画像は『11Alive 2021年6月1日付「Duluth police officer mentors 6-year-old who wants to be a cop」(Credit: 11Alive)』『InspireMore.com 2021年6月26日付「6-Yr-Old With No Arms Forms Sweetest Bond With Local Police Officer」(YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)