砂まじりの床の隅に撒かれた黒い玄米が写っている。日本の米と比べ海外の米は長く細いタイプであることが多いが、この玄米も黒く長細い形が特徴的だ。よく見れば玄米と分かるが、事前にメッセージで「ネズミとその糞が見つかった」と先入観を持たされていた18歳の息子には“ネズミの糞”にしか見えなかったことだろう。
何度言っても部屋の掃除を先延ばしにしてきた息子が飛んで帰ってきて部屋を掃除した挙句、謝罪までしたというのだから、その効果がてきめんであったことは明白だ。
罪悪感を覚える少しひどい仕掛けにも思えるが、母親の忠告に耳を貸さなかった反抗期の息子にはお灸を据える良い機会となったのかもしれない。
ケリーさんのこの投稿を見た、同グループに参加する母親たちからは以下のような絶賛の声が相次いでいる。
「あなた天才だわ!」
「私も是非ためしてみる。」
「うちの息子の部屋にもアイスクリームを食べたベットベトのボウルとスプーンが転がっているわ。」
「なんでスーパーマーケットの棚から黒い玄米が消えたのかって疑問だったんだけど、きっとこの投稿を見て買い占められたんだわ(笑)」
「素晴らしいわ! 息子が家を出てく前、もっと早くに知っていたら絶対試したのにな。」
「最高のアイデアだけど、うちはダメかも。猫を5匹も買っているから、息子は『さぁ、捕まえてこい』って猫を部屋に連れてって終わってしまうわ。」
「みんな、これは本当に効くわよ! 今日、うちの息子は部屋を全部掃除して、ゴミを捨て、食器を下げて、洗濯物をかごに入れたの!」
画像は『Black N Boujee 2021年4月11日付Facebook「So, I have a teenage son.」』『The Sun 2021年5月1日付「MOUSE BE KIDDING Mum scares son into immediately cleaning his room with clever ‘mouse dropping’ trick & all you need is some rice」(Credit: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)