俳優でタレントの八嶋智人(50)には10代半ば頃の息子がいる。先日、世界中で愛されている絵本『はらぺこあおむし』の作者エリック・カールさんが5月23日に91歳で亡くなったという訃報が流れると、八嶋はTwitterで息子が幼い時にその絵本を読み聞かせたことを振り返った。しかもその前日には自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で息子がロックミュージシャン・甲本ヒロトに会って話した時の成り行きを明かしながら、我が子のリアクションに父親として釈然としなかったという。八嶋はそのような経験から息子の成長を感じているようだ。
27日、『はらぺこあおむし』について「息子が小さかった頃、近所の子供達が小さかった頃、何百回も読み聞かせしましたよ。子供達、そしてそれを読む大人達も心をワクワクさせましたよ」とツイートした八嶋智人。「ありがとうございました」のメッセージとともにエリック・カールさんの冥福を祈ると、フォロワーから「私もです 幼稚園の時何回も読み聞かせしました。とても残念ですね」、「学生時代本屋でアルバイトしていましたが、不朽の名作、贈りものの定番でした。八嶋さんの読み聞かせ聞いてみたいです。合掌」などの声が寄せられた。
一方、26日放送のラジオ番組『SUZUKI No.1 Factory』(TOKYO FM)で江戸時代から伝わる伝統調味料「天然醸造しょうゆ」を製造している日本最古のお醤油屋さんを特集した。パーソナリティーの八嶋智人が「坂本龍馬も口にして『おまんら、室次(むろじ)の醤油、旨くて驚いたがよ』と上機嫌になるほどだったらしい」と話しつつ、醤油つながりで自身が「ヒーロー」と憧れるロックミュージシャン・甲本ヒロトと息子のエピソードを思い出した。
醤油が大好きな息子が「お醤油を飲みたい」としつこいので、八嶋が「ぐびぐび飲んだら体によくないから、いいお醤油を適量つけて、美味しく召し上がるというのがいいんじゃない」と説得しても聞く耳を持たない。そこで甲本ヒロトと一緒だった時に「甲本さんに聞いてごらんよ」と勧めてみると、息子が率直に「ヒロトさんお醤油飲んでいいですか!?」と聞いたところ「お醤油は飲み物じゃないね」と優しく諭され、それ以降は一切「醤油を飲みたい」と言わなくなったそうだ。八嶋は息子の変わりように父親として「なんなんだ」と釈然としなかったという。
八嶋智人はかねてからTwitterで甲本ヒロトのことを何度かつぶやいている。2011年9月27日に八嶋が誕生日を迎えた翌日、