遊び仲間に「ビールを飲みながらソフトボールをしよう!」との誘いをかけた男性、集まった友人たちは揃いも揃ってなぜか“野球バット”ではなく“猫”を手に姿を現わした。携帯電話の誤変換が招いた勘違いが「面白すぎる」と人々の爆笑をさらっている。『Newsweek』などが伝えた。
ミスを防ぎ予測変換してくれる携帯のテキスト自動修正機能は大変便利な一方、時に思わぬ言葉に変換されてしまうので注意が必要だ。米オハイオ州在住のデレク・リップさん(Derek Lipp)が3月26日、TikTokアカウント「dereklipp_」に自動変換にまつわるおかしな失敗動画を投稿して話題を呼んでいる。
この日、デレクさんは親しい友人のトミー・ミンコフスキーさん(Tommy Minkowski)とジェイレン・リップさん(Jaylen Lipp)に「飲みながら、ソフトボールをしよう!」とグループチャットで声をかけていた。そして約束の時間になり、まず姿を見せたのはトミーさんだった。
玄関の呼び鈴にドアを開けたデレクさんは「よう!」と挨拶を交わすが、トミーさんは開口一番にこう質問したのだ。
「あのさ、なんでグループチャットに『猫を連れてこい』なんて送ってきたんだ? 俺たち今日は酔っぱらいつつ、ソフトボールをするんだと思ってた。」
トミーさんの片手にはビールが1箱、もう片方の手には猫の入ったケージが抱えられていた。
突然猫を連れてきた友人に困惑したデレクさんは「何を言ってるんだ? 猫を持ってこいだなんて言ってないだろ。俺は“バット”を持ってこいって言ったんだ」と返答する。
するとここで、もう一人の友人ジェイレンさんも駆けつけた。しかしその手には、やはり“猫”の姿がある。
この状況にデレクさんは「なんでお前ら猫なんて連れてきたんだよ!?」と頭を抱えて尋ねるも、トミーさんは「だから、お前が猫を連れてこいって言ったんだよ!」と押し問答が続く。さらにジェイレンさんもダメ押しとばかりに「(猫を連れてこいだなんて)まったく意味が分からない」とトミーさんの言葉に続けた。
すると冷静になってきたデレクさんは状況が理解できたのか、