コウメ太夫はシュールなキャラから他の芸人と違った笑いを求められるケースが少なくない。『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)でも企画によりサプライズ登場することが度々だが、4月23日の放送ではダークホース的な芸人の出現によりコウメ太夫のキャラが霞んでしまう事態となった。コウメ太夫を含む3人の登場に大ウケした視聴者が、Twitter上で「脱力タイムズ特有のカオス」、「最高すぎて肺がきつい」とざわついている。
昨年12月には『全力!脱力タイムズ』で瑛人の大ヒット曲『香水』をパロディーにしたミュージックビデオを披露して話題になったコウメ太夫。2019年11月に同番組でお笑いコンビ・アンタッチャブルが10年ぶりに復活して注目を集めた時には、山崎弘也のサプライズ登場がバレないようカモフラージュする役割だけでコウメ太夫が楽屋に呼ばれていたことが後に発覚した。そうしたコウメ太夫の起用は主にMC・有田哲平(くりぃむしちゅー)の発想で、ある意味切り札として重宝がられているようだ。
このたびはゲストの“フジモン”こと藤本敏史(FUJIWARA)と「結婚したい」という3人がスタジオに呼びこまれたところ、最後に現れたのがコウメ太夫だった。しかしラストで笑いを取る切り札のはずが、先に登場した女性芸人の2人があまりにシュール過ぎた。エアコンぶんぶんお姉さんは本名を木下優樹子(きのした ゆきこ)、お笑いコンビ・ぽんぽこの高木ひとみ〇は本名を木上優樹菜(きのうえ ゆきな)と明かして藤本に「ほとんど言うてもうてるやん、元配偶者の名前」、「下が上になっとるだけやないか」と呆れられた。
そんな2人の次にコウメ太夫が自己紹介で「ウメッキーナです」と名乗ったため、さらに藤本が「なんや、ウメッキーナって? もうユッキーナいじってきてるやん」とキレ気味にツッコんだ。それで少し笑いを挽回したかに思えたコウメ太夫だが、3人が藤本に想いを伝えるため考えたというネタを披露したところ、エアコンぶんぶんお姉さんが「どんぐり泥棒…すたらたすたらた」と意味不明の世界観に入り込めば、高木ひとみ〇は「キャキャキャキャッ」と獣の鳴き声のようなキャラを披露。それぞれ藤本を「何してんねん! おーい! どつきまわしたろか」と動揺させたが、特に高木はさらに強烈なキャラを隠し持っていた。
全力解説員で出演した平成文化研究家・山下メロさんがTwitterで「ぽんぽこの高木ひとみ〇さんや、エアコンぶんぶんお姉さん めちゃ笑ってしまいました…ヤバすぎるよ…」とつぶやいたのをはじめ、