献血や採血の際に血圧低下や失神を起こしてしまう人が少なからずいるようだが、その多くは「血管迷走神経反応(Vaso Vagal Reaction)」という迷走神経が刺激されることによる副作用が原因とされており、日本赤十字社によると献血者の約1パーセントの人に起こるそうだ。このほどアメリカの女性が献血の後に帰宅しようと車を運転していたところ、失神して車ごと湖に転落してしまった。『FOX 4 Kansas City』『Metro』などが伝えている。
米カリフォルニア州メアリーズビルで現地時間の今月19日、地元に住むメアリー・ロバートソンさん(Mary Robertson、19)が車ごと湖に転落する事故に見舞われた。
メアリーさんは学校が春休みで時間を持て余していたところ、過去に「献血は良いこと」と教師が話していたことを思い出し、献血することにした。しかし献血した後のメアリーさんは気分が優れず、看護師にしばらく休んでいくよう言われた。
45分ほど休んだ後にメアリーさんは「もう大丈夫」と思い、看護師らが忙しそうにしていたため声をかけずに帰宅することにした。そして車に乗り走行してしばらくすると再び気分が悪くなり、運転中に失神してしまった。
車は道路から外れて湖に転落してしまい、水中に沈むもメアリーさんの意識は戻らないままだった。その時、