今月初めにオプラ・ウィンフリーによるインタビューに出演し、数々の爆弾発言を放ったヘンリー王子・メーガン妃夫妻。ホワイトハウスやハリウッドからは大きな称賛が寄せられたが、モナコ公国のプリンスは夫妻のテレビ出演を「論議の場として適切ではなかった」と苦言を呈している。
米時間7日に放送された、オプラ・ウィンフリーによるヘンリー王子・メーガン妃夫妻の独占インタビュー『Oprah With Meghan And Harry: A CBS Primetime Special』について『BBC World News』に苦言を呈したのは、モナコ公国のプリンス、アルベール2世だ。同じ“ロイヤルプリンス”としてアルベール2世は「他人の立場に身を置くのはとても難しいこと」と前置きしつつ、
「夫妻が感じていたプレッシャーは理解できますが、“不平不満”(これはあくまでも控えめな言い方ですが)のあのような会話は身内のプライベートなセッティングのなかで行われるべきだったと思います。」
と公共の電波を使用した特別番組というフォーマットを選択した夫妻について述べた。さらに、
「公共の場で語られる必要のない内容ですから、私が多少の不快感を覚えたことは確かです。2人の主張にはある意味理解できる部分もありますが、あのようなインタビューは論議の場として適切ではなかったと思います。」
と付け加えた。
レーニエ3世の息子であるアルベール2世の母グレース妃は、アメリカ出身の元女優グレース・ケリーでハリウッド女優から公妃へと華麗なる転身を遂げた人物である。そんな経緯がメーガン妃と重なると同時に、