3人の子を緊急帝王切開で出産した女性が、「4度目の出産だけは取り乱さずにリラックスして産みたい」と念入りに準備し、写真を撮られることも想定して完璧な状態で出産に臨んだ。しかしそんな母心を知ってか知らでか、生まれてきた赤ちゃんはあまりにも“不機嫌なしかめっ面”で誕生したという。『The Sun』『Metro』などが伝えた。
英ランカシャー州プレストン在住のステイシーさん(Stacey)は2018年10月、地元のロイヤル・プレストン病院でジャージー・リーミングちゃん(Jersey Leeming)を出産した。
ジャージーちゃんは4人目の子供で、ステイシーさんは「これで最後だからリラックスして産みたい」と医師に相談し、念入りに準備をしてその日に備えた。というのもステイシーさんのこれまでの3回のお産はどれも想定外だったのだ。
ステイシーさんは「長女は8週間も早く生まれ、長男の時も緊急事態になり、次女だけは普通分娩かと思いきや合併症で、結局3人とも緊急帝王切開になったのです。それに長女と次女の時に私は麻酔下に置かれ、子供たちと面会できたのは出産後少し経ってからでした」と3回のお産を振り返り、こう続けた。
「だからこそ4人目のジャージーだけは、今までのように慌てないように“穏やかな帝王切開(gentle c-section)”を希望し、誕生後は裸のまま赤ちゃんを胸に抱く“早期母子接触(STS)”をお願いしたのです。」
「また完璧な写真のため、私は直前に身体にスプレータンニングをし、ワックスとティントをして眉毛を整え、つけまつ毛で完璧に仕上げました。女の子が生まれると分かっていたので、ネイルもピンクで決めたのです。」
「当日、分娩室にはラナ・デル・レイの楽曲『Video Games』が流れ、今までにない穏やかな時が流れていきました。私は以前の出産があまりにも大変だったので最悪のケースも考えましたが、全てがスムーズで完璧だったのです。今思えば、人生でなかで最高の経験だったと思います。」
「そしてジャージーが誕生すると、あの場にいた誰もが感動し笑顔になりました。ただジャージーだけは、不機嫌なしかめっ面をしていたのです。」
ジャージーちゃんが姿を現すまで全てが完璧だったというステイシーさんの出産だが、