首が座っていなかったり、じっとしていることが少ない赤ちゃんのパスポート写真を撮るのはそう簡単なことではない。このたびイギリス在住の女性が撮影した、生後3か月の娘のパスポート写真が注目を浴びている。女児は眉間にしわが寄った恐い顔でカメラを見つめており、母親は「撮影した日にはご機嫌だったのに…」と出来上がった写真に少なからずショックを受けているようだ。『Metro』などが伝えた。
英中部レスターシャーでピラティス講師をしているアリス・トランフィールドさん(Alice Tranfield)は、3か月前に娘のオリーブちゃん(Olive)を出産したばかりの2児の母である。外出規制が続いたある日のこと、アリスさんはオリーブちゃんのパスポート用の写真がないことに気付き、白い壁がある明るい温室で写真を撮ることにした。
その日、アリスさんの3歳の息子は静かに遊んでおり、夫ジェイムスさん(James)は自宅で仕事をしていた。アリスさんは「今がチャンスだわ」と目覚めたばかりのオリーブちゃんを温室に連れて行き、iPhoneで撮影を始めたのだった。
しかし自分だけではオリーブちゃんが動いてしまい、なかなか上手くいかない。そこでアリスさんはジェイムスさんに協力してもらうことにした。
アリスさんは、撮影時の様子を次のように振り返っている。
「夫に娘を抱っこしてもらって再び撮影を始めたのですが、オリーブは眉間にしわを寄せ、全ての写真がしかめっつらになってしまったのです。」
「信じられないかもしれませんが、オリーブはあの日、とてもご機嫌だったのです。でも温室の中が眩しすぎたこともあって、どんどん眉間にしわが寄り、あんな恐い顔になってしまったようです。ジェイムスは写真に自分の手が写り込まないようオリーブを支えていなければならず、撮影はとても大変でした。」
アリスさんによると、オリーブちゃんは誕生したその日から“怒った顔”をしていたそうで、