俳優の佐藤二朗が韓国を代表する俳優にたとえられ「日本のソン・ガンホ」と称賛されることに違和感を訴えた。ソン・ガンホと言えば、2019年に公開され『第72回カンヌ国際映画祭』で最高賞のパルム・ドールを受賞、『第92回アカデミー賞』で最多4部門を受賞して話題になった映画『パラサイト 半地下の家族』で主人公を演じた実力派俳優である。佐藤は「日本のソン・ガンホ」と呼ばれて何を思ったのだろうか。
2月15日放送の『ネプリーグSP』(フジテレビ系)でアニメや海外の映画を日本の俳優で実写化するなら誰が適役か考える企画があり、「もし日本版『パラサイト 半地下の家族』でソン・ガンホ演じる父親役をキャスティングするなら誰?」と出題された。
佐藤二朗が『ネプリーグSP』のオンエア後にTwitterで「○○(自国)のアル・パチーノ」や「○○のトム・クルーズ」と呼ばれて喜ぶ俳優などいないと不満をつぶやき、ソン・ガンホは素晴らしい俳優で尊敬していると断ったうえで「俺は、俺のために生まれてきた。俺は日本の佐藤二朗だ。これを余生で証明する」とツイートした。ただ佐藤によると『ネプリーグSP』は見ておらず、リプライで「パラサイトを日本リメイクしたら誰がソン・ガンホの役か?」で1位が自分だったことを知って素直に嬉しかったという。『ネプリーグSP』とこのたびのツイートは直接関係はないそうだ。
それでもフォロワーからは「自分もネプリーグ見てて テレビに向かって『二朗さん』って言ってました(笑)」、「ネプリーグ見てました。私も二朗さん予想だったので、嬉しすぎて大騒ぎして、弟に呆れられました」、「ネプリーグ観てないです でも、パラサイトのリメイクがあれば、ソン・ガンホさんの役は確かに二朗さんにやってほしいですね~♪」といった声が少なくからず見受けられた。
およそ1年前、