2019年の全米オープンで大坂選手の応援に駆けつけた時の思い出を語った。
「このことをなおみに話したかどうかは分からないんだけど、僕は本当に場違いな気がした。ああいった環境にいるのは、生まれて初めてだったんだ。僕が通った小中学校、ハイスクールは99.9%が黒人だった。僕みたいな子供ばかりさ。あの空間にいるのが、本当に奇妙な感じだったよ。僕の人生初のテニス観戦だったしね。」
大坂選手は、ラッパーとして活動するコーデーのコンサートツアーにも同行しているという。付き合い始めた当初は、ライフスタイルが違うコーデーの生活に合わせるのが大変だったそうだ。
「彼と私は完全に違ったから。私は早朝からスタートして、午後遅くに終わる。でも彼にとっては全てが夜から始まるような気がするの。最初は合わせるのに苦労したけど、やってみれば快適だったのよ。彼が全米オープンに行った時のように(疎外感を)感じた時があったとは思わないわ。」
さらに大坂選手は、コーデーがしてくれた最もロマンティックなことについて聞かれると「正直言って、コーデーはとてもロマンティックな人よ」と答え、2020年全米オープンでのニューヨーク滞在時のエピソードを明かした。
「ニューヨークにいた時、気分が落ち込み始めたの。時々コーデーに電話して、泣いたりもしたのよ。そしたら彼は、多忙だったけれど飛行機で飛んできてくれたの。本当に感謝してる。本当に彼のおかげで試合に勝てた気がする。モチベーションを維持させてくれたのよ。」
画像は『大坂なおみ 2021年2月10日付Instagram「@gq」、2021年2月10日付Instagram「Well this is something. GQ cover with the mister」、2021年2月11日付Instagram「@gq」、2021年2月20日付Instagram「Absolute madness.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)