「ここ1年の彼らの仕事ぶりからも分かるように、公爵と公爵夫人は今後も英国と世界に向けての奉仕と義務に全力を尽くすつもりです。夫妻は公式な役割であるかに関係なく、彼らが代表を務める組織に継続的な支援を提供してきました。私達は皆、奉仕の人生を送ることができます。奉仕は普遍的なのです」と伝えた。
ヘンリー王子はこのたびの決断により、海兵隊元帥(Captain General Royal Marines)、英ホニントン空軍基地の名誉航空司令官(Honorary Air Force Commandant of RAF base Honington)、英国海軍司令部小型艦艇・ダイビング名誉司令官(Honorary Commodore-in-Chief of the Royal Naval Commands’ Small Ships and Diving)の名誉称号を失うことになる。
王子は、王室メンバーから引き継いだラグビー・フットボール・ユニオンやラグビー・フットボール・リーグなどのパトロンの役職は退任するが、プライベートで支援してきたインヴィクタスなどのパトロンは継続する。メーガン妃は、エリザベス女王から引き継いだ英国立劇場「ロイヤル・ナショナル・シアター(the National Theatre)」と世界初の国際的な大学ネットワーク「コモンウェルス大学協会(the Association of Commonwealth Universities)」のパトロンの役職から退くという。
ヘンリー王子とメーガン妃は、エリザベス女王の慈善団体「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト(Queen’s Commonwealth Trust)」での理事と副理事の任務からも解任される。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年3月7日付Instagram「More from tonight as The Duke and Duchess of Sussex joined veterans, serving members, world-class musicians, composers and conductors of the Massed Bands of Her Majesty’s Royal Marines for the annual Mountbatten Festival of Music」』『The Royal Family 2020年11月8日付Instagram「“May the memory of their sacrifice and bravery remain with us always.”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)