ジョー・バイデン米大統領の妻ジル夫人が、夫の大統領就任後初となるテレビ番組の単独インタビューに出演した。このたび登場したのは歌手ケリー・クラークソンが司会を務める人気トーク番組で、夫人は昨年6月に離婚を申請したケリーに対し「一日一日を大切に生きていれば、風向きは良い方向へと変わっていく」と自身が実母から贈られた言葉を明かし、励ます場面が見られた。
“ホワイトハウスの外に仕事を持つ最初のファーストレディ”、“博士号を持つ最初のファーストレディ”、 “史上初のプロフェッサー・フロータス (米大統領夫人の略称)”など、“ファースト”という言葉で形容されることの多い第46代米大統領の妻ジル夫人。そんな前例のない肩書きをいくつも抱える彼女の動向には、とりわけ世の働く女性達から大きな注目が集まっている。今月初めに登場した米人気育児雑誌のインタビューでは、コロナ禍で家庭と仕事の両立に奔走するワーキングママ達にエールを送る姿が共感を集めていた。
そんなジル夫人が米時間25日、歌手ケリー・クラークソンの人気トーク番組『The Kelly Clarkson Show』“ホワイトハウス編”に出演した。通常であれば同番組の収録はケリーがスタジオにゲストを招く形で行われるが、この度はなんとケリーが直接ホワイトハウスを訪問。ホワイトハウスの「東の間(イーストルーム)」にて、2人はトークを繰り広げた。
ケリーは、子育てに夫のサポート、さらには自身のキャリアアップまで何足もの草鞋を履きながら自分らしい生き方を貫いてきたジル夫人に興味津々の様子。時折「(家族や仕事の)バランスはどのように見つけているのですか?」といった質問を投げかけたり、