海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】紙の腕時計をはめた貧しい少年に心動かされた男性、その場で本物をプレゼント(マレーシア)

このほどマレーシアの少年が、経済的に余裕がなく紙で作った腕時計をはめていたところ、親切な男性によって本物の腕時計をプレゼントされた。男性は少年の紙の腕時計を目にして、胸が締め付けられる思いがしたという。『TODAYonline』『Malay Mail』などが伝えている。

マレーシア、ペナン州のメディア『Penang Kini』が今月5日、Facebookに投稿した内容が人々の心を温かくしている。そこにはお菓子のチップスを売って生計を立てている少年と、車椅子に乗った彼の叔父のことが綴られていた。

この少年、アディック・ダニエル君(Adik Danial)は叔父の車椅子を押しながら毎日、市場でチップスを売って生計を立てており、アディック君の腕には紙を切り抜いて作った腕時計がはめられていた。ある日のこと、地元に住むムファ・ボブさん(Mfa Bob)が地元のショッピングセンターの近くで2人を見かけた。

ムファさんはアディック君の腕にある紙の腕時計に目が止まり、胸が締め付けられる思いがして思わず彼に声をかけた。アディック君は紙の腕時計のことを聞かれると、「チップスを売って生計を立てているが、腕時計を買う余裕が無いため自分で紙で作った」と説明したそうだ。

腕時計が好きでいくつかコレクションとして持っているというムファさんは、紙の腕時計をはめたアディック君をこのまま見過ごすことができなかったようだ。そして近くの時計店にアディック君を連れて行き、

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