カナダ在住のある男性が、両親から実家で見つかったという心当たりのない古びた2冊のノートを受け取った。これは男性の実家の屋根裏で作業していた業者が見つけたものだった。このノートは日記帳だったようで、表紙には「プライベートなものです。読まないで!」と書かれており、名前も記されていた。男性が持ち主を探すためSNSに投稿すると、すぐに見つかり37年越しに本人に渡されたという。『CP24』などが伝えている。
カナダのオンタリオ州トロント在住で海軍歴史家のニック・ガンズさん(Nick Gunz、41)は、トロント大学で非常勤講師として働いている。12月初め頃、ニックさんは両親から2冊の古いノートを受け取った。このノートは、ニックさんの実家で断熱材を取り付けていた業者が屋根裏の隙間から発見したものだった。
ノートの表紙には「これはアリソンのものです。プライベートなものなので読まないでください!」と書かれていた。ニックさんがパラパラとページをめくると、持ち主のフルネームと年齢、かつてこの家に住んでいたことが分かったという。ニックさんはこれらの情報から持ち主を探してみようと思い、自身のTwitterに先月24日、写真を添えて次のように投稿した。
「アリソン・ジェンキンスさん(Alison Jenkins)、あなたが1983年、10歳だった頃のトップシークレットのノートを預かっています。このノートはトロントのオーチャード・クレス33番の家の屋根裏から見つかりました。名前と年齢を確かめるためにざっと見ましたが、注意書きの通り中身は読んでいません。お返ししたいです。」
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