冬の時期になるとインテリアにスノードームを飾る家もあるだろうが、このほどアメリカでスノードームによってギフトショップが火災に見舞われ、一時休業に追い込まれてしまった。消防署の調べによると、スノードームがレンズ代わりとなって太陽光を集めてしまい発火したという。『New York Post』『KCTV5 News Kansas City』などが伝えている。
今月22日の午前9時30分頃、米ミズーリ州カンザスシティのショッピングモールで火災警報器が鳴り響き、付近一帯が騒然となった。理髪店に勤務するジョシュ・ギルバートさん(Josh Gilbert)は、隣のギフトショップ「ニュー・ダイム・ストア」から煙と炎が立ち上っていることに気付いた。
ジョシュさんは、炎が理髪店に燃え移る前にギフトショップのガラス窓を割って中に入り、消火活動にあたった。その間に理髪店の他の従業員が隣接した宝石店に火事が起きていることを伝え、宝石店のオーナーは消火器を持ってジョシュさんの消火活動に加わった。
最初に消火活動にあたったジョシュさんは、当時のことを次のように振り返っている。
「まずハンマーを使ってガラスを割り、中に入りました。(緊急通報番号の)911にはうちの女性従業員に電話をしてもらい、私たちはゴミ箱に水を溜め、燃え盛る炎にかけて消火にあたりました。」
幸いにもジョシュさんたちの素早い行動のおかげで、