イギリスのある民家で早朝から火災が発生した。この日、普段は朝が弱く布団からなかなか出てこない8歳の男児がたまたま早起きして火災に気付き母親に伝えたため、一家全員が無事に避難できたという。『Daily Star』『Metro』などが伝えている。
英ウィルトシャー州スウィンドン在住のジェンソン・ブラウン君(Jenson Brown、8)は、起こされてもなかなか布団から出てこないほど朝に弱い子だ。しかしジェンソン君のおかげで、一家全員が火災から無事に避難することができたという。
火災が発生したのは今月13日、ジェンソン君は朝6時からのテレビ番組を見るためにこの日は珍しく早起きしてテレビのある下の階に向かった。しかしテレビの画面が壊れており、それを伝えに上の階で寝ている母親のエイミーさん(Amy、33)のところに行った。
するとジェンソン君に「何か変だよ」と言われたエイミーさんが下の階に降りてみると、キッチンのドアから煙が上がってくるのが見えたという。そこで火災に気付き、急いで子供たちを抱えて家から出た。さらに飼っていたウサギ“ナーラ(Naala)”を助けようと再び家に戻ったが、火はあっという間に燃え広がり見つけ出すことができなかった。しかし消防隊が到着し、ナーラは無事に救出された。
のちに火災は、回転式の乾燥機が発火したことが原因だと明らかになったが、