日本で覆面パトカーの存在はよく知られているが、このほどアメリカで車泥棒を働いた男が覆面警察官によって逮捕された。警察官が当時、身元を隠すためにサンタクロースとクリスマスの妖精・エルフに扮していたことで多くの関心が集まった。『New York Post』『NBC Los Angeles』が伝えている。
米カリフォルニア州にあるリバーサイド警察が今月11日、Facebookに投稿した写真が話題を呼んでいる。写真にはサンタクロースとエルフに扮した警察官の姿があった。
これは年末の時期に増加する万引や盗難を防止するため、同署による「介入するサンタ(Santa’s Intervention)」と呼ばれる作戦プログラムでの捜査中の写真だった。
このプログラムは同州にあるキャニオン・プラザ・ショッピングセンターで今月10日に行われ、サンタクロースとエルフに扮した警察官が小売店に潜入し見回りをしていた。
これにより商品をカートに入れたまま料金を支払わずに外へ出ようとした女1人と、万引き常習犯の男1人、そして55歳の男が1000ドル(約10万4000円)相当のレゴブロックを盗もうとして逮捕された。
3件の容疑者を逮捕してその日の捜査を終えようとした時、ショッピングセンターの駐車場で3人の不審な男が車を下見するように見回っていると通報を受けた。作戦プログラムに関わっている警察官が現場に向かうと、