エリオット君は司会者のホリー・ウィロビーにこんな質問を投げかけられた。
「今年は活動をやめることもできたのに、どうして継続しようと思ったの?」
これに対しエリオット君は考え込んでいるのか、なかなか言葉が出てこない。すると母親のサマンサさんが、エリオット君に代わってこう答えた。
「エリオットは私たちに『病院の子供たちはとても寂しいんだよ。自分も入院していたから、気持ちがよくわかるんだ。それにほかの子供たちを助けることができると思うことで、僕は前に進むことができるんだ』と話してくれました。」
これを聞いたホリーはグッときたのか目に涙を溜め、「私たちはあなたをとても素晴らしいと思うわ」とエリオット君を称えた。
なおこのプロジェクトは年々規模が大きくなっており、ECAのクラウドファンディングサイトには日本時間10日の時点で、27万円超(2005ポンド)の寄付金が寄せられている。クリスマスまであと2週間ほどに迫り、エリオット君はこんなふうに語っているという。
「クリスマスは一年の中でも大好きな日だから、ワクワクしているんだ。大変なことはあるけど、僕は大丈夫だよ。」
そしてクリスチャンさんは最後に、エリオット君についてこう述べた。
「あの子はどんなにつらくたって笑顔で乗り切るんですよ。本当に強いんです。脳腫瘍と闘い自分が一番大変な時に、ほかの子供たちのことを思いやる気持ちを持っているエリオットを心から誇りに思っています。」
画像は『JustGiving 2020年12月9日付「We’re raising £100 to Elliott’s Christmas Toy Appeal」』『Royal Cornwall Hospitals Charity 2018年12月20日付Facebook「You may remember a few weeks ago we told you about 6 year old Elliott」』『Elliott’s Christmas Appeal 2020年11月17日付Facebook「Elliott is heading back to Bristol over the weekend, for the second stage of his treatment.」、2020年11月12日付Facebook「Just some of the donations delivered yesterday!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)