このほどアメリカの岩山と峡谷が果てしなく広がる大地で、金属製の謎の物体が発見された。それは柱のような形をしており、宇宙に思いを馳せる多くの人が様々な憶測を立てている。『New York Post』『KSLTV.com』などが伝えた。
米ユタ州公安局、航空部門のヘリコプターが今月18日、同州野生生物資源部と共に州南東部の峡谷に囲まれた山脈付近上空から野生のオオツノヒツジを数えていた。
するとヘリコプターに同乗していた生物学者が、突然「ちょっとあれ見て! 後ろ! 振り返って見て!」と慌てた様子で声をあげた。ヘリコプターを操縦していたブレット・ハッチングスさん(Bret Hutchings)は彼の尋常ではない訴えに「何事か?」と尋ねると、「後方に不思議なものを見つけたんだ。調べに行かないと!」と答えが返ってきた。
どうやら生物学者は岩山と峡谷しかない荒野の中に奇妙な物体を見つけたようだ。ブレットさんはその物体を間近で確認するためにヘリコプターを旋回させ、謎の物体の近くに着陸させた。
発見した物体は金属製で三角柱の形をした塔のようにも見え、峡谷の谷間の地面から突き出たように直立していた。ブレットさんはこの金属の柱について次のように語っている。
「高さはおそらく10~12フィート(約3~3.6メートル)ぐらいだと思われます。あの時、私たちは『誰かが突然消えてしまったら、みんなで走って逃げよう』なんて冗談を言っていました。」
「当初はNASAが衛星から何かを反射させるために設置したのかと思ったんです。でもおそらく新手の芸術家か、『2001年宇宙の旅』の大ファンの仕業ではないかと思います。」
ブレットさんは謎の物体が人工的に作られた物のように見えるものの科学的な目的などはないとし、