今から2年前のこと、スコットランドで当時13歳の少女が腹膜炎を発症し、激しい痛みを抱えながら自宅ソファーの上でひとりぼっちでこの世を去った。少女の母親は娘が腹痛を訴えていたにもかかわらず、そのまま放置してバーへと出かけていた。『The Sun』『BBC News』などが伝えている。
スコットランド、ノース・ラナークシャーのウィショーで2018年7月26日、13歳のロビン・ゴールディさん(Robyn Goldie)が、腹痛を訴えた後に自宅で死亡した。
当時家の中にはロビンさんしかおらず、一緒に暮らしていた母親のシャロン・ゴールディ(Sharon Goldie、45)は友人とバーへ出かけていた。
亡くなったロビンさんは、4歳まで祖母と暮らして普通の生活を送っていた。しかし祖母が体調を崩したことから母親のシャロンと一緒に暮らすようになった。シャロンは娘の世話を怠り、頻繁に行きつけのバーに出かけ、アルコールを飲んでは大麻を吸うという生活を送っていた。時にはロビンさんに大麻を勧めることもあったようだ。
そんな中でロビンさんの食事は一日にヨーグルトだけという日もあり、シャロンが通うバーにはたびたびお腹を空かせたロビンさんがやってきて、シャロンに食べ物を買うお金をせがむ姿がバーの常連客によって目撃されていた。また自宅は部屋中が猫の糞尿によるひどい臭いがし、ロビンさんはノミのせいで全身発疹だらけだったという。
そしてロビンさんは亡くなる1週間ほど前から腹痛を訴えるようになったのだが、シャロンは鎮痛剤だけ与えて医師に診せることもなくバー通いを続けていた。
ロビンさんの容体は一向に改善する気配を見せず、