イギリスの公園で野生の鹿を撮影しようとしたカメラマンの男性が逆に自らのオトボケ写真を撮られ、驚きと笑いを呼んでいる。この男性、被写体である野生の鹿を探すためカメラを覗いていたのだが、まさに灯台下暗し。この時、大きな野生の鹿が男性の真後ろにおり、その距離は鹿が彼のズボンのポケットに鼻を擦り付けるほどに縮まっていたのだ。『The Sun』『LADbible』などが伝えた。
今回話題となった写真を撮影した野生動物写真家のロジャー・クラークさん(Roger Clark、75)は、英ウェストロンドンの公園にアカシカの撮影に訪れていた。ロジャーさんは「この1年、アカシカの繁殖シーズンに訪れることができませんでしたが、まだ続いていると聞いたので出会えることを願って撮影しに来ました」とのちに語っている。
公園で撮影する鹿を探していたロジャーさんは、1人の男性の真後ろに大きな鹿が立っている光景を見つけて驚いたという。ロジャーさんは当時のことを「彼はシダ植物が生い茂る場所の近くで三脚を立て、望遠レンズで遠くにいる鹿の姿を撮影しており、すぐ後ろにいる鹿には全く気付いていない様子でした」と明かす。
ロジャーさんは「私がいたところから見ると、その鹿は男性の後ろポケットを鼻でさぐる仕草をしているように見えました。それでも男性は気が付く気配を見せなかったので面白い光景だと思い、思わず写真を撮ってしまいました」と話している。
実際の写真には、レンズを覗き撮影に夢中になっている男性と、