ネット上では「楽曲提供してくれた人の曲を『しょーもない歌やった』って…失礼にもほどがある」「どんなしょうもない曲だったとしてもホンモノの歌手は人の心を打つように歌える」と批判が殺到した。つんく♂のファンからは、彼の作品を貶しただけともとれる上沼の「しょうもない歌」の一言に、「残念」との声があがっていた。
当時のことを覚えているというあるネットユーザーからは「当時は売れっ子プロデューサーのつんくが書いてくれたとラジオで(上沼が)うれしがってたのを記憶してる」との声もあった。もしそれが上沼の本心であったのなら、なぜ18年後の今になってこのような発言が飛び出したのだろうか。かつて上沼とつんく♂は顔がよく似ていると言われたことから、1995年の第46回NHK紅白歌合戦では初ツーショットを披露。お互いの顔を寄せ合う微笑ましい場面もあった。
上沼恵美子と言えば関西圏で絶大な人気を誇っており、「西の女帝」との異名もあるほどだ。その知名度は関西だけに留まらず全国区である。もともと言いたいことをズバズバというキャラクターとして知られているが、ここ数年は発言の度が行き過ぎるとして物議を醸すことも多い。
今年7月に放送が終了した自身の冠番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)では、可愛がっていたキングコング・梶原雄太(40)を本番中に激しく説教。梶原が番組を降板するというトラブルが起こっている。最近の上沼の暴走を受けて、ネット上では「ちょっと最近の上沼さん暴走してて後に引けなくなった感じがする」「カウンセリングをおすすめしたいレベル」という心配の声もあがっている。毒舌が彼女の持ち味とはいえ、最近は感情のコントロールが上手くできなくなっている印象すらある。西の女帝の止まらぬ暴走は、そのまま行く末を見失った迷走の度を深めていくのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)