10月1日、爆笑問題の太田光が日本大学芸術学部に裏口入学したと報じた『週刊新潮』を提訴した裁判の口頭弁論が行われた。太田は法廷でコントのような言動を繰り返し、「太田さんらしい」という声があがっている。一方で法廷の場でそのような態度を示した太田に対して批判の声も少なくない。
2018年8月、『週刊新潮』が爆笑問題・太田光(55)の裏口入学疑惑を報じた。太田の父親・三郎さんが息子を日本大学芸術学部に入学させるために、大学側に800万円の現金を渡したというものだ。太田はこれを事実無根とし、新潮社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めていた。
この裁判の口頭弁論が1日に東京地裁で開かれ、太田光自身が証言台に立った。太田は法廷に入る際、両手の人差し指を傍聴席の方に差した。その後も傍聴席に向かって「プシュー」とギャグを見せたり、大麻取締法違反の容疑で逮捕された俳優・伊勢谷友介の名前を名乗ったりと、まさに“法廷コント”を繰り広げていた。
インターネット上では「太田らしいなぁ。僕は好き」「太田めっちゃかっこいいなぁ、裁判でもかっこいいんかい」という意見が飛び交った。確かに太田の芸風を知っている人からすれば、「彼らしい」と感じるかもしれない。
その一方、「バラエティじゃないんだから」「厳かな法廷をなめている」と太田の行動を批判する声も多かった。中には「裁判という場でやっていいことか否か以上に『全く面白くない』ということのほうが芸人として致命的」という手厳しい意見も見受けられた。
今回の裁判はワイドショーでも取り上げられた。5日放送のフジテレビ系『バイキングMORE』で、