ドッグランなどの指定された以外の場所で、リード無しで犬を散歩させるマナーの悪い飼い主が時々問題視されるが、このほどアメリカで犬の群れに襲われて女性が亡くなるという痛ましい事故が起きた。地元警察ではこれらの犬は野犬ではなく、飼い主が放し飼いしている犬だと見ている。『The US Sun』『ABC 33/40』などが伝えた。
今月19日、米アラバマ州ウォーカー郡ノーブーのジャガー・ロードで、4人の子供の母親でもあるルーシー・ブラウンさん(Ruthie Brown、36)が犬の群れに襲われて亡くなってしまった。目撃者が何人かいたことから警察に通報されたようだが、警察官が現場に到着した時には既にルーシーさんは死亡していたという。
この地区の住民によると普段から犬の群れが付近をうろついていたそうで、近隣に住むロビン・ジョンソンさんは、ジャガー・ロードの線路脇で犬の群れを何度も目にしており「それは本当に怖いんですよ。私も実際に犬の群れが鹿を攻撃するのを目にしましたから…」と話している。
亡くなったルーシーさんの遺体は検視が行われることとなったが、捜査を進めているウォーカー郡保安官事務所の広報責任者ティージェイ・ストロング氏(TJ Armstrong)は「これまでも犬に噛まれたり、襲われたというケースはありましたが、これほど酷い状況は見たことがありません」とルーシーさんの怪我の酷さを語った。
ルーシーさんを襲った犬は7~8頭ほどいたという目撃情報があり、