発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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不整脈を起こすことがあるという。
この低カリウム血症を引き起こした原因が、男性がソフトキャンディーの「リコリス」を大量に食べていたことにあるという。男性は日頃からキャンディー類を好んで食べていたが、亡くなる2週間前からリコリスを食べ続けていたようだ。ところがこのキャンディーには食品添加物の甘草が使用されていた。
甘草にはグリチルリチン酸が含まれており、この化合物は肝機能異常や湿疹、皮膚炎などの治療に使用されることもある。しかし摂取量を間違えると低カリウム血症などの危険があり、致死的な不整脈、腎不全を引き起こす可能性があるそうだ。
症例報告の病理的診断結果には、男性が「過度の甘草摂取による偽性アルドステロン症」だったことが記されている。
ソフトキャンディーのリコリスは欧米で人気の菓子だが、今回の症例報告を踏まえて「トゥイズラー(Twizzler)」という製品名のリコリスを販売しているザ・ハーシー・カンパニーでは「当社の全ての製品は安全に食べることができ、我々の製品はアメリカ食品医薬品局(FDA)の規則に法って作られています」と声明を出している。
ちなみにFDAでは、一日に2オンス(約57グラム)程度の甘草を2週間毎日摂取し続けるだけで、特に40歳以上の人に不整脈が生じる場合があると警告している。
画像は『WPRI.com 2020年9月24日付「Too much candy: Man dies from eating bags of black licorice」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)