オーナーから許可をもらった翌日に自宅に連れて帰った。しかしブルースは免疫力が低下しており、シェルターで風邪をひいて上気道感染症を患っていた。また目と耳の感染症にも罹っており、サンドラさんは薬を一日に15回与えてケアを続けた。さらに歯の手術も必要で、かなり痛い出費となった。
それでもサンドラさんは「ブルースは家にやってきて数時間後には、“世界一悲しい猫”から“ハッピーな猫”に変わったのです。その日は一晩中『ミャーミャー』と鳴き、私の元を離れませんでした。しばらくは獣医のもとに通う日が続きましたが、今は薬も飲んでいません。お気に入りの餌も見つけたし、躾もしています。ブルースは1年をかけてゆっくりと我が家の生活に慣れ、今では毎晩私の隣で眠るようになりました。甘えん坊で本当に可愛いんですよ」と嬉しそうに語った。
今年の8月26日はブルースがやってきて1年目の記念日だったそうで、サンドラさんは1年の軌跡を3分弱の動画にまとめてSNSに投稿している。動画ではブルースの表情が日に日に明るくなっていくのがよく分かり、幸せいっぱいのリラックスした様子を見ることができる。
画像は『Bored Panda 2020年8月28日付「After Convincing Landlord, Woman Brings The Saddest Stray Cat Home, A Year Later, He’s Unrecognizable」(Image credits: mrwillisthecat)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)