処置した医師から「この手の攻撃はコロンビアで一般的に“シャンプーする(doing the shampoo)”と呼ばれる攻撃だ」と教えられたそうだ。
それは夫や恋人の浮気や不倫相手、または何らかの理由で相手に恨みを抱いた女性が起こす攻撃だという。マルセラさんは思い返すと、自分の周りに最近不審な点があったことに気づいた。
自宅と同じ建物内に美容クリニックを経営しているマルセラさんは、実はコロンビア出身で事件の1か月前に見知らぬ女性からクリニックの予約をするために住所を聞かれたことがあった。その女性はコロンビア訛りだったと言い、その2週間後に自宅近くに携帯電話を持った不審な男がいたそうだ。
そして事件当日の朝、コロンビア訛りの女性と同一と思われる人物から「施術するためクリニックを予約したい」と電話を受けた。するとその数分後に接着剤で満たした帽子を持った男が現れたとのことだ。マルセラさんは電話をかけてきたこの女性に依頼された男が攻撃を仕掛けたのだろうと推測している。
バレンシアの治安警察は事件について捜査中とのことだが、幸いにもマルセラさんの頭皮の火傷は治りつつあるという。ちなみにマルセラさんはメディアのインタビューで、嫉妬を買うような行動があったかどうかについて問われたものの、警察が捜査中のためコメントを拒否している。
画像は『The Sun 2020年7月30日付「RANDOM ATTACK Woman suffers horror burns after stranger slaps glue-filled hat on her head in brutal doorstep attack」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)